エビデンスとはいったい何? | がん保険の超初心者ガイド










エビデンスとはいったい何?

エビデンスという言葉があります。
医療業界などでも良く使われているのですが、もともとは証拠、根拠といった意味です。
ただ、医療業界においては少し違った使い方をすることもあるので、詳しく解説していきましょう。

医療分野におけるエビデンスの意味って?

医療業界においてエビデンスとは、臨床試験の結果、検証を行った結果などのように科学的な根拠を指すことが多いです。
ほかにも、この治療法や薬を選択することの根拠として、その選択が良いといえる証拠として、というような使い方になります。

つまり、データによって客観的に証明されたものですよ、というような意味であると考えてください。

近年ではがん治療においては、インフォームドコンセントが重要視されています。
検査の結果や治療方針を患者さんや家族の人に丁寧に伝えることによって、より多くの選択肢を与えようということなのですが、その場でエビデンスという言葉が使われることがあるようです。

がん治療とエビデンスについて

がん治療とは病巣の部位や大きさなどによって、適切な治療法が存在します。
その方法は千差万別であり、多くの方法があります。
そうした治療法があるとしても、完治させるにはどれを選択するのかが重要です。
そこでがん診療ガイドラインというものが設定されています。

がん診療ガイドラインとは絶対的なものではありませんが、このケースならこの治療法が推奨されるというようなものです。

これこそエビデンスに基づいた治療方法だと言えるでしょう。

ちなみにがん診療ガイドラインには標準治療と呼ばれるものがあります。
標準治療に対して、先進医療といった言葉があるので、平均的な治療法なのかと勘違いしてしまう人も少なくありません。

しかし、実際には現時点では最もエビデンスが高い治療という意味になり、言い換えれば安全性が最も高い方法となります。
がん診療ガイドラインにはこの治療法についてのグレードが定められており、グレードAからグレードDまでの5種類があります。
この中で、グレードA、Bまでなら科学的な根拠があるとされており、グレードC1からは十分な科学的根拠がない方法だとされているので覚えておきましょう。