インフォームド・コンセントと癌について | がん保険の超初心者ガイド










インフォームド・コンセントと癌について

近年、がん治療においてインフォームドコンセントという言葉が良く使われるようになりました。
なんとなく雰囲気だけで言葉の意味を理解している人も多いのですが、ここではしっかりと解説していきます。

インフォームドコンセントってなに?

インフォームドコンセントとは日本語にすると、説明と同意という意味だそうです。
これだけですと、味気ないものになってしまいますが、実は医療業界においてはかなり重要視されています。
そもそもインフォームドコンセントの考えというのは、古くからあるものです。
医師は患者のために最善を尽くし、余計な心配をかけないとするヒポクラテスの誓いというものがあるのですが、これは医師の善行によるもので医療は行われるとする考え方になります。
対して、20世紀に入ってから医療技術は発展が目まぐるしく、それに伴って医師にすべてを委ねるのではなく、患者の自己決定が重視されるようになってくるのです。
これがインフォームドコンセントにつながると考えてください。

実際の医療の場で行われるインフォームドコンセントとは、病状の診断や現状だけではなく、治療方針も含めて丁寧な説明がなされています。

その上で、医師からこのような選択肢がありますが、どうしますかと提案を受けて、患者やその家族が選択肢を選ぶという形です。
いわば患者やその家族が納得の行く治療を受けるためのものだと考えて良いでしょう。

がん治療とインフォームドコンセントについて

日本では1990年代に入ってからインフォームドコンセントが行われるようになりました。
近年ではさらにその裾野が広がっており、がん治療においてはほぼすべてのケースで行われていると言って良いでしょう。
特にがん治療の場合は抗がん剤による治療が代表的ですが、それには強い副作用があるものも多く、患者のQOLにそぐわないことも多いのです。

患者やその家族が病気や病状について深く理解するため、また治療法についても選択できる余地を残すために、がん治療では積極的にインフォームドコンセントが行われていると考えてください。