高額療養費制度とがん治療の関係について | がん保険の超初心者ガイド










高額療養費制度とがん治療の関係について

がん保険の加入について考えるとき、高額療養費制度のことを考えない人はいないでしょう。
なぜなら、高額療養費制度を活用すれば、がん保険に入らなくてもすむ場合があるからです。
実際のところはどうなのか、その真相と実態を探ってみました。

高額療養費制度について

まずは、高額療養費制度の基本的な仕組みを覚えておきましょう。
といってもその仕組みはとてもシンプルで、一ヶ月にかかった医療費について、被保険者の収入に応じて医療費が軽減される救済措置のことです。
軽減される金額は全員一律ではなく、個々の収入額に応じて負担限度額が定められています。

そして医療費がその自己負担額を超えた場合に、その超過分の支払が不要になるという制度が高額療養費制度です。

高額療養費制度の目的は、医療費が高額になった場合の救済措置ですが、より厳密に言えば、通常の3割負担よりさらに医療費が高額になる場合を想定した救済措置ということができます。
収入ごとの応分負担は以前は3区分でしたが、現在では5区分に変更されています。

高額療養費制度とがん保険について

このように、高額医療費を軽減できる有難い制度が高額療養費制度ですが、がん治療の場合はどうでしょうか?
確かに、がん治療の場合も高額療養費制度を活用することができます。
例えば、がん治療で抗がん剤を使用することがありますが、抗がん剤治療でも、高額療養費制度を活用して医療費を軽減することができます。

ただし、医療費が一定額を超えた場合に、その超えた分を支払不要にしてくれるのが高額療養費制度であり、一定額までは自己負担しなければなりません。
その自己負担分を貯蓄やポケットマネーだけで支払うことができればいいのですが、それができない場合は、がん保険でカバーすることが必要になります。
加えて、高額療養費制度については、昨今の社会的な医療費向上を鑑みて、今後は制度的に歯止めがかけられることが予想されています。

その点を考慮しても、がん治療については高額療養費制度だけに頼ることはできないでしょう。