「上皮内新生物」と「悪性新生物」との違いについて教えて下さい。 | がん保険の超初心者ガイド










「上皮内新生物」と「悪性新生物」との違いについて教えて下さい。

これからがん保険加入を検討している方なら、保険会社のホームページやパンフレットで、「上皮内新生物」と「悪性新生物」という言葉を頻繁に目にするかと思います。
悪性腫瘍であるがんは、悪性新生物とも言われています。

がんというのは全て悪性なのですが、上皮内新生物は悪性ながらも早い段階で手術をして取り除くことで、ほぼ100%の確率で治すことができます。

また移転や再発もしないがんです。
がんのステージ診断では0期とされているのが、上皮内新生物です。
ではもう少し詳しく「上皮内新生物」と「悪性新生物」の違いと、がん保険ではこの2つがどのように扱われているのかを説明しましょう。

「上皮内新生物」と「悪性新生物」の違いとは

上皮内新生物というがんは、がんが上皮内に留まっている状態です。
皮膚には上皮内の下に基底膜、さらにその下に粘膜層があります。
ステージ0期の初期のがんである上皮内新生物は、一番上の上皮内にがんがとどまっています。
上皮内より下の基底膜を超えると粘膜層がありますが、ここには血管やリンパ管などの器官があります。

がんが移転する場合には、血管やリンパ管を経由して、全身に広がってゆくのです。
上皮内新生物の場合には、上皮内で留まっているので、血管やリンパ管のある層には達していないために、移転の可能性もほぼないとされているのです。
そして手術で切除することで完治するがんとされています。

一方の悪性新生物は、いわゆる一般的に私たちがイメージをするがんのことです。
上皮内から基底膜、粘膜層にまで、がんが到達している状態が悪性新生物です。
基底膜や粘膜層にまで到達している悪性新生物の場合、移転の可能性も出てきます。
一口にがんと言っても、このように上皮内新生物と悪性新生物では大きな違いがあるのです。

「上皮内新生物」と「悪性新生物」とでは支払われる保険金が違うケースも

がんにはこのように2つの種類があるのですが、がん保険によっては、上皮内新生物と悪性新生物とでは給付される保険金額が少なく設定されていることがあります。

上皮内新生物と悪性新生物で支払われる保険金額が異なる可能性があるのは、診断時一時金と入院給付金ですが。
がんと診断された場合に支払われるのが診断時一時金で、上皮内新生物の場合には、悪性新生物の10分の1の保険金額になるケースもあるようです。

またがんで入院した時に支払われる入院給付金の場合では、金額に違いがあるわけではなくて、上皮内新生物の場合、そもそも対象となっていないケースがあります。
このように保険金に違いがありますから、加入前にはしっかりと確認しておきましょう。